居心地のいい場所
リフォームで一番難しいのがリビングルーム
それは、リビングルームだけ目的がない部屋だからです
新築でも何となくこの辺がリビングでって、
部屋の大きさやTVの位置くらいしか考えない作り方が多いですね
ネットで「リビング リフォーム」を検索しても、費用の事しか出てきません
せっかくリフォームするなら、何がしたいのかを先に考えることをお勧めします
「本が読みたい」のと「映画が見たい」のとでは、リビングが全く変わります
「コーヒーを楽しみたい」のと「紅茶を楽しむ」でもインテリアが変わってきます
リビングルームのリフォーム成功のカギは、「家にいる時間に何をしたいか」です
間取りを変えるチャンス
お風呂と脱衣場、キッチン、トイレのリフォームするくらいになるとリビングルームも一緒にリフォームになります
この時に考えたいのは、間取りを変えるチャンスがあるという事です
もっと大規模なら家全体の断熱改修や耐震改修も可能になりますが、
家の主要機能部分だけのリフォームでも部分的になりますが、
断熱改修が可能になります
リフォーム部分の外殻を断熱改修することで、内部の住環境を改善することができます
どこでも温かく過ごせる前提になると、間取りもある程度自由に変える事が可能になります
※主要な柱など耐震上の制約はあります
新しい間取りは、ワクワクするだけでなく、
家事導線を見直すことで家事がラクになったり、
家族の居る場所をつくることで家にいることが楽しくなったりします
廊下を抹消
リフォームする前の家にもし「廊下」があったら、もったいないので廊下をやめましょう
廊下があることで、部屋が狭くなっているし、収納が減っています
廊下スペースをリビングやキッチン、家事室にまわすことで
動線が良くなり、収納を増やすことができます
ただし、階段は要注意
全体的な断熱リフォームをせずに、リビングに階段を付けたりすると
家全体がとても寒くなります
これは「リビング階段」といってやっている家が普通でもありますが、
暖房した空気が階段を通じてすべて2階へ上がっていくので、
断熱や防湿などがちゃんとできないハウスメーカーや工務店がやると、
2階へ上がってきた暖気は全部屋根から外へ抜けてしまうので、
冬は寒くて住めません。保証します
逆に現在が寒いリビング階段なら、
家全体を断熱改修するか、主要部分のリフォームなら、
その部分から階段を外すことをお勧めします
寒いからと言って下手にドアだけつけても使い勝手が悪いし、
ロールスクリーンとかカーテンつけても何の意味もないです