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刈谷市でキッチンリフォームならまる菊工務店

キッチンのリフォームで考えたいこととは

キッチンは毎日使う場所なので早く傷むことも多く、リフォームの要望も一番多い場所ですが、
ただシステムキッチンを新しくするだけの方が多いですね

今までの調理のやり方を変えたくないのであればそれでもいいと思いますが、
最近は、インターネットに繋がる調理家電や揚げ物専用器具など、多種多様の調理家電が発売され、
調理自体のやり方が変わってきているので、
そういったものを使われる方からは、「昔ながらのキッチンでは使いにくい」とお聞きします

刈谷市のリフォームなら耐震、断熱のまる菊工務店

キッチンをリフォームする時に考えたい事とは?

キッチンのリフォームする時に設計で考えるのは
キッチンの形:I型、L型、アイランド、オープン、クローズなどの形状
・作業動線:洗濯機や物干しスペースやお風呂との動線
・家族との関係性:キッチンの向きとダイニングやリビングとの家族との関係性
・ストレス性:作業位置とTVの位置関係
などを織り込みます

「システムキッチンのメーカーや種類」は様々なメーカーのHPへ行けば沢山あります
弊社もショールームに同行してアドバイスをしながら基本的にはお好きなモノをお選びいただきますので、ここでは割愛(笑)

どこのキッチンに決めても、
システムキッチンだけ最新ならとても快適というわけにはいきません
それ以外で弊社がキッチンリフォームを依頼された時に念頭に置くのは、以下の6つ

1、作業スペースが少なくないか?
2、収納スペースが少なくないか?
3、掃除は簡単に済ませたい
4、寒いキッチンは改善したい
5、匂いがこもらないようにしたい

せっかくリフォームされるなら一緒に考えてみませんか?

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1、作業スペースが少なくないか?

システムキッチンのI型で標準的なサイズは、幅2550ミリです
そのうちシンクの幅が900ミリ、コンロの幅が750ミリが取られるので、残りは900ミリ
これが通常は2つに分かれるので、45センチ幅の2か所の作業スペースしかありません

さらに食器洗浄機が組み込みでない場合や洗いかごのスペースが必要で、
実質残りはまな板を置くので精一杯になってしまうので、
今まで使っている、リフォームを機に使いたいと思っている食器洗浄機や浄水器など、
後から作業スペースを常時占領しそうなモノはビルトインしてスペース確保しましょう

※食器洗い洗浄機は外国製が人気
外国製のものが人気の理由のひとつは「大きさ」で
一日使った洗い物を寝る前にまとめてスイッチオンすれば、洗いかごも食器の数も少なくて済み、時短と省エネ
キッチンの上をいつもキレイにしておくことが出来ます
実際に使っている方々も好評です

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2、収納スペースが少なくないか?

作業スペースだけでなく、収納スペースも先に考えておかないとあとから難しい問題
最近は便利な個別の調理家電が出ているので、お皿やなべだけでなく、
調理家電用の置き場をどこかに確保しておくことも大切です

吊戸棚
ひと昔前は、ほとんどのシステムキッチンには吊戸棚を付けていましたが、
最近はつけない事も多いです
その理由は、位置が高くて使いにくい、重いものは入れられない、キッチンが暗くなる、無い方が見た目が良い。。などなど

バックエンドの収納にもすべてを扉で隠すクローズタイプと
上部は棚を配置するだけオープンタイプ
趣味の小物や調理道具を可愛く配置できるオープンタイプはすぐに取り出せるので使いやすい反面、
常にみられることを意識して綺麗にしておく奥様におススメ

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3、掃除は簡単に済ませたい

掃除を簡単に済ませるのに重要なことは「なるべく汚さない事」で、
従来のキッチンが汚れる最大の原因は、「ガスコンロの熱対流で拡散する調理の油」です

この油を効率よく屋外へ排出するためにレンジフードをコンロの上に設置します
補修率を考えるとなるべくコンロに近く、低い位置がいいのですが、
消防法などで最低80センチ(※安全装置のあるものは60センチ)と決まっています

またレンジフードの幅はなるべく広い方が補修率が高いです
大きくても幅90センチが通常サイズかなと思います

幅90センチのレンジフードを高さ80センチの位置に取り付けて普通に使えばいいのですが、
殆どのご家庭では、そのまま使うとレンジフードの油汚れがイヤで、
ホームセンターに行って、白い不織布製の「レンジフードフィルター」なるものを取り付けてしまいます

このレンジフードフィルターが換気扇が吸い込む時の油汚れを吸着してくれると思い込んでいる人が多いのですが、
それは間違いです。このレンジフードフィルターこそがキッチンを汚す悪者です

レンジフードフィルターを付けると換気扇が排気する空気の量が1/10になります
つまり9/10は吸い込めなくなるのでレンジフードの外に逃げます
ガスコンロを使っていると熱を持っていますのでレンジフードの脇を上昇して天井に当たり、
天井を汚しながら反対側の壁まで到着し、壁を伝わって床まで下に降りてきます
そこに食器棚があれば、食器棚の扉のガラスに油が付き、ベタベタになります

厨房に大きな換気扇が何個もついている中華料理屋さんに限って、客席の土間が油でベタベタするのも同じです

換気扇の入り口を止めてしまったらベタベタ油は外に逃げますので、
「フィルター使っているのに、それほど汚れないものだな~」と思ったことがあるのではないでしょうか?
その分、部屋が汚れているということです

出来ることから順番に
1、レンジフードフィルターは使わないようにしましょう
2、ガスコンロよりもIHコンロの方が部屋は汚れません
3、先出の食器洗い洗浄機で、大きな中華鍋を洗うことが出来る大型のものは、
油で汚れたレンジフードのファンも手を汚さずにキレイに洗うことが出来ます
4、さらに弊社の大規模リフォームなら、レンジフード自体を無くすことが可能になり、
今後一切のレンジフードの掃除が無くなります
これについては5で説明します

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4、寒いキッチンを温かく改善したい

システムキッチンの取り換えのみですと、これは難しい問題です
簡単に出来るのは床暖房か床ヒーターで、システムキッチンのオプションにある足元ヒーターはお勧めしません
床暖房も省エネやエコとは程遠い商品なので、おススメしません

キッチンの防水ホットカーペットは、エコでも省エネでもありませんが、
価格が安いのと手軽なのでいいかと思います
ただし、床のフローリングは熱ダメージを受けます

ほぼ家全体を間取りをふくめてやり直せる大規模リフォームの場合、
大掛かりになればなるほど、改善できる点も多くなっていきます

床と壁、天井をやり直す場合の最大のメリットが「耐震改修」と「断熱改修」の2点です
※耐震改修は別のページにてご覧ください

断熱改修を行うと家全体の外に逃げる熱エネルギーが激減しますので、
「寒くて暖房が効かないので、なるべく小さな部屋に区切る」今までの設計手法から、
「少しの暖房で十分温かくできるので、間仕切りしない方が色々な面で得」の設計に変えることができます

断熱改修すべき優先順位と目標は、
お風呂:年間2万人の65歳以上の方が無くなる場所
脱衣場:脱衣した時に寒くないレベルの室温が必要
トイレ:寒さと起きてすぐ、排便時に力むが重なって血圧が急上昇します。便秘も低体温症の症状のひとつ
寝室:羽根布団が要らない、一年中夏掛けで寝られる寒さのストレスがない室温
キッチン:足元が寒くないのは最低レベル。換気していても寒いと感じないこと
リビング:一年中、半袖とハーフパンツで暮らす
玄関:真冬に入った瞬間に温かいと頬で感じる

人生百年時代です。
更にあと何十年も寒い寒いと言いながら住むのか、これを機会にめちゃ温かく疾病リスクも無くして過ごすのか
リフォームって、その境目になっていることがかなりあります
でもリフォームのお店で、全体的な断熱改修が出来るお店は全国的にも皆無
そういったご提案もしてない事の方が多いと思います

こればっかりは、培った知識と技術が必要なので、
システムキッチンを取り換えるような簡単な工事では出来ないです

この機会にぜひ、ご家族の健康をベースにリフォームを考えてみてはいかがでしょうか?

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5、匂いがこもらないようにしたい

生活の中で生ゴミの匂いが一番臭いそうです
その理由は、生ゴミの、栄養が多い・水分が多い・酸素が薄い・温度が高いといった特徴が
嫌気性菌が増殖するのに最適だからです

多くの家庭では、ビニール袋に入れ固く閉じて匂いが拡散しないようにしたり、
田舎ではキッチンに勝手口を付けて、外のごみ置き場に捨てられるようにしています

でも外の生ごみ置き場の周辺は匂うわけで、
これは実は風水の先生に聞くと「風水上、良くありません」
庭のコンポストに入れて分解するのが環境にも一番よいと思いますが、
毎回毎回庭に捨てに行くのも手間です

実はこの問題も大規模改修を前提にすることで、
「耐震改修」「断熱改修」に続き、「計画換気」を導入することが可能になります
新築では当たり前のようにやっているのですが、
リフォームでも計画換気を高いレベルで装備すると、室内空気の流れをコントロールすることが出来るようになり、
これにより、生ゴミの匂いをすぐ外に排出する設計ができるので、
人の鼻まで匂いが届いたり、キッチンやダイニングに匂いが拡がったりすることが無くなりストレスが無くなります

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まとめ

システムキッチンのような設備を取り換えるだけの工事を営繕といい、
キッチンという部屋単位を直すのをリフォームといい、
家の基礎構造体以外をやり直すのをリノベーションと言ったりします

「新〇そっくりさん」は有名ですが、
昔の家を新しく化粧直しして設備を新しくするだけなら暮らしは変わりません
「ビ〇ォーアフター」と同じで見た目は変わったけど、
寒かった冬は寒いまま、暑い夏は暑いまま、また何十年も暮らすことになります

つまり全部やり直すなら、「新築ビックリさん」にしないと(笑)
その最大のチャンスがこの記事を最後まで読まれているリフォームの時期です
長文にお付き合い、ありがとうございました

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    瓦工事

    2023.06.28

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